日記だが

今日は新潟市立美術館に行ってきた。ここに以前行ったのは3年位前で、その時は彫刻展をめあてに行った。それ以来である。美術館と名のつく所へ行ったのもそれ以来である。
今回は何の前知識も無く、散歩のついでに入ったら版画展をやっていた。通常展示と合わせて料金は600円。正直版画には興味が無かったのだが、お金を払ったので一通り見たら、なかなか良かった。作品自体もそうだが、それぞれどんな技法で作られたのか記してあるので、同じ技法でも印象が全く違うなぁとか、そういう見方もできた。
この版画展は『夢の版画展』と銘打っており、幻想的な作品が多かった。非常に細かい線を何重にも重ね、色もグラデーションになっているような、ふわふわとした絵本の世界である。
そういう中で、1つ際立ったものがあった。正確には憶えていないが『カッパに食われた孝彦君』という作品である。タイトルからして際立っていた。絵はもっとすごかった。何度も戻って見たので憶えている。こんな感じである。

本当にこんな感じである。
他の作品は描けないが、これなら描ける、と思った。あと、版画でやる意味があるのか、よく分からなかった。