いつも、にゃむにゃむう、と言いながら体をまとわりつかせてくる（桐野夏生風に言えば、むしゃぶりついてくる）ので遊んであげるのだが、それでも時々、ななむう！にゃむう！と不服そうな声を上げる。何が不服なのか、よくわからない。お腹が空いているわけでもない。きっと本人もよくわかっていないだろう。
小猫の育て方、というページに一通り目を通したが、一体どれが原因か、わからない。母親から離れる時期が早すぎたのかもしれない。とりあえず、今日は決死の思いで両前足の爪を切った。きっとものすごく抵抗されるのだろうな、と思っていたが、案外すんなりいった。案ずるより生むがきよしである（ああこわい）。
