遊び

近ごろビリヤードによく行く。最近では、昨日も村田君と行った。
今年の帰省中に、村田君N君S君の4人で行ったのが、ビリヤードをやるようになったきっかけだ。その時村田君がハマり、それ以来2人でいくようになった。2人ともド素人だったが、何回かいくうちに上手くなり、今はなんとか見られる形になったと思う。
だが、最初に4人でやった時はひどかった。経験者はぼくだけで、しかもその経験というのも、ハンゲームの9ボールだけだった(だからルールだけは分かる)。それでとにかく玉を1から9並べてみたのだが、どうもおかしい。1つ足りないのだ。
絵にするとこんな感じ。

これでは形にならないではないか・・・。悩んでいる間に時間は過ぎる。30分150円の時間従量制ビリヤードなので、もったいない。
悩んだ結果、ぼくは、10をもってきてそこに足すことにした。これで形は整った。すでに9ボールではなくなったが、気にすることはない。10を落とした人が勝ちだ。そうして、やっとビリヤードをはじめることができた。
それから一体何週しただろうか。まだ1が落ちない。最初に落さなければいけない1が落ちないのだ。だが時間は迫ってくる(30分でやめるつもりだった)。ぼくは悲しい提案をせざるを得なかった。
「これ、1落とした人が勝ちってことにしよう」
誰も否定しなかった。
それからすぐに、1は落ちた。誰が落としたかは覚えてない。さっきの提案は否定されなかったかわりに肯定もされていなかったのだろう。言ったぼくも忘れていたと思う。単なる、苦し紛れの言葉だった。ほどなくして2も落ちた。3も落ちただろうか。そしてタイムアップ。
なんだかむなしい初ビリヤードだったので、その後村田君から、「またビリヤード行こう」というメールが来た時は意外だった。
そして2人で何度かやるうちに、うまくなってきた。玉の並べ方も、他のテーブルを覗きながらおぼえた。
たぶん一般常識なので、説明する必要はないのだろうが、9ボールの並べ方はこうらしい。

まさかこんな方法があったとは・・・。これならきっちり、9つのボールが形になる。ひし形とはやるなぁ、と思った。
なんだかだらだらしたが、これにて終わりだ。