そろそろ夏休みが終わるので実家から帰らなくてはならない。と、帰らなくてはいけない時期になってはじめて、実家の滞在時間が長いすぎることに気が付いた。20日も実家にいたのだ。毎年4日とか長くて1習慣もしたら帰ってくるのに今回は20日だ。なんでだろうか。
20日の間、会話を交わすのは家族と地元の友達一人だけだ。ミドリ君たちとはメールですらやり取りをしていない。する必要がないからしないのだが、こんなにしないと、僕ら友達だったよねぇ、なんて思ったりする。本当はそんなこと思わないけど、思ってみたりする。でもやっぱりミドリ君から用もないのに、「元気ですか?」などというメールがきたらすぐに、「大丈夫?」と送り返してしまうだろう。もしかしたらこれは冷たいのかもしれないけど、これでいいと思う。まさかこれで絶交なんてことにはならないだろう。というか絶交もなにも最初から交わってはいない。必要があるときに必要な言葉を交わしていただけだ。ちなみに「必要」という言葉がカバーする範囲はとてつもなくひろい。