途中まで二人

ぼくは満足な椅子と机を持っていない。なのでPCの前に向かっている時間は限られる。1時間くらいか。それ以上は足がしびれて持たないのだ。どのような姿勢かというと、毛布を丸めた上に乗り、女の子座り(両足を左右に投げ出す形)をしている。股関節が異常に硬いのであぐらがかけないのである。
人生の上にはあぐらをかいているくせにね!
今日は休みだったのでまた富士の湯に行った。もう初めての時のような喜びは無いがそれでも多少は楽しい。楽しいと言うとおかしいか。ほとんど惰性に近いが、まだまだ、それなりであるということだ。
それはお前の人生のことを言っているのかな!
仕事以外のことになると極端に集中を欠く状態が治らない。ほとんど病気に近いと思うが、どうしたらいいのかわからない。仕事の他は、何もかもわからない。わかりたくない事でいっぱいだ。
先日祖父が入院して、母と一緒にその見舞いに行ってきた。祖父祖母というのは父母のそれとは違い人それぞれの距離感がかなり違ってくるが、ぼくにとって祖父は父のようなものだ。今は離れているが、ぼくが生まれたときからずっと同居しており、ぼくに父がいないからだ。
8歳くらいの頃、誤って学校のガラスを割ってしまうことがあった。家に帰って、祖父にそれを報告すると、お前もそんな派手なことをすることがあるんだな、と変な褒められ方をされた。怒られても泣くのは我慢しようと思っていたのに、こらえ切れずに泣いてしまった。変に意地を張っても何もかも見透かされてしまうのは男同士だからだろう。
葬式のときには父のような存在でしたと言うのだろうか。不謹慎だが想像してしまった。