日記を書く

こうして久しぶりにテキストエディタ紙2001を立ち上げてはみたものの、何に的を絞って書いて良いのかわからず、特にテーマも浮かんでこない。
ところで、ぼくが何かをやると、惜しい、とか、あと一歩、なんて言われることがよくある。
なんとなくこういう感じのものをつくりたい、やってみたい、という発想はあるのだが、それをまとめないまま、とにかくやってみるからだと思う。
そこには、ぼくならできるだろう、という自信と、このくらいでいいだろう、という妥協があった。


3月20日は春彼岸の中日だった。おもてなし商材、特に刺身が売れる日だ。ぼくは前年のデータを元に、今年の販売計画を作成し、昨年比104%の売上を作った。
その時も、売り場を見に来たバイヤーに、惜しい、と言われた。やりたいことは分かるんだけど、つめが甘い、とも。
図星なだけに心底悔しかった。他にやることが沢山ある、ということを言い訳に、春彼岸の販売計画に割く時間を惜しんだのだ。このくらいやれば昨年比をクリアできるな、と思った時点で、妥協してしまった。
早く帰りたいだとか、楽をしたいだとか、そういうことが頭をよぎったのだと思う。基本的になまけものだ。それに、人と比べることもよくする。前年比なんかを目安にした結果、それを超えただけでOKだと思ってしまった。
ぼくにとっての仕事とはそんなものなのか。違う、と言いたいが、行動は全て裏切っている。
すばらしい魚屋をつくるんじゃなかったの?みんなをびっくりさせてやるんじゃなかったの?口ばっかりで、1つも実行できていないじゃないか。
限界まで動け。
限界まで考えろ。
もっと動ける。
もっと考えられる。