わたしのしゅみは

悶々として過ごす毎日に喝を入れるため、太鼓の達人タタコンセット)とプレステ2を買った。しめて2万円である。アーケードの200回分だと思えば、大した出費ではない。
しかし、なんということだろう。全然やる気にならないのだ。1回はやったのだが、それ以降1回も触っていない。別につまらない訳ではないのだが、どういう訳か、いつの間にか、家で1人でゲームをするという根性が無くなっているんである。
AVと普通の映画を借りてくると、AVは何回も見るのに映画のほうは1回も見なかったりする。良くない事態だ。


もともと、趣味といえるものは何1つ無い。時々、寝るのが趣味という人がいるが、あれは趣味と言えるんだろうか。食べるのが趣味とか言う人もいるが、三大欲求を趣味に入れていいのか。趣味の欄に、寝ること、食べること、と書いてあったら、セックスは入れないんかい、とか思ってしまうが・・・。

「音楽鑑賞」というのもどうかと思うが、昔に比べたら積極的に音楽を聞く人の数は少なくなっているような気がするから、まぁいいのかもしれない。逆に、もうインターネットは「趣味」ではないだろう。誰でもやってるからだ。誰でもやっているようなことを趣味と言うからには、それにかなり精通してなければならない。
逆に言えば、誰もやらないようなことなら、簡単に趣味と言うことができるだろう。特に思いつかないが、例えば、猫の毛で筆を作るとか。
ところで、のめり込むほど趣味といえるはずなのに、パチンコなんかは、趣味にやる分ならいいけどね、なんていわれるから、生活に支障が出ない程度に、という中庸さも求められるみたいだ。パチンコ以外にもネガティブなイメージをもたれる趣味はいくつかある。インターネットもその1つだ。実家住まいのときは、インターネットばっかりしてないでよ!なんて怒られて、嫌な気分になったものである
きっと、ぼくの趣味が猫の毛で筆をつくることだったら、そんな気分にならなかったはずだ。
猫の毛で筆を作るのも、趣味でやる分にはいいけどね。とか言うのだろうか。
猫の毛で筆を作るのもいいかげんにしてよ!なんて怒る気にもならないはずだ。
平和である。ぽくぽく。