今年の年末は、他の店に応援に行くことになった。上が決めた事なので、どういう判断でそうなったのかはよくわからない。うちの店だって人が余っている訳ではないのだけれど・・・。
一人暮らしを始めて7年くらい経つが、初めて福島県で正月を迎える。今度こそ本当に1人だ。でも、転勤族は自分で決めた事だから、どうということもない。
スケールは小さいが、逆境があったからこそ平気なんだろうと思う。逆境とは、実家に居るのが嫌だ、ということだ。それが無かったら、好き好んでは、家から出なかっただろうし、家から出た後も、事あるごとに、寂しいなぁとか、帰りたいなぁとか思っただろう。
環境が変化すればそれなりのストレスがあるのに、あえてそうするからには、ある程度、長期的な視野を持たなければできないことである。あとは、自分のことをよく知らなかったら、できないだろう。
例えば、今の生活をどう感じているのか。このまま同じような生活が続いたら、自分はどうなってしまうのか。
しかし、変化すること自体をタブーにしていたら、そういう風には考えられない。
やっかいなものは拘りだ。
常に考えなければならない。
何が一番大事なのか。
なるべく、頭が正常な時に。
しかし、とにかく、なんにせよ、自分より大事なものがあるというのが、一番やっかいで、一番手に負えない問題のように思う。割り切ればいいとか、そういう問題でもない。常に矛盾したまま行進しているのだ。
