ぼくが冬を好きな理由

猫は雨の日によく眠ると言われている。これは非常に有名なことであり、説明の必要は無いと思われるが、一応説明しておくと、狩りの効率が悪いためである。
ぼくはこれを昨日知って、非常に驚いた。ぼくと全く同じだ、と思ったのだ。その直後、恐ろしい考えに至った。もしかしたら、ぼくは猫なのかもしれない。
だがgoogleで調べてみたところ、人間も雨の日は眠くなる、と書いてあるページを見つけた。そのページに書いてあることが間違いでなければ、ぼくは猫か人間のどちらかということになる(猫人間というおそれもある)。
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雨の日は家の中でごろごろしているのが楽しい。ぼくは家が元々好きなのだが、それに加えて外がどしゃ降りだったりすると、家の中がいっそう楽しくなる。どうせ外に出てもいいことが無い、と家の中にいる理由が強化(正当化)されるのである。
雨もそうだが、今の時期なら雪である。ぼくは新潟に住んでいる。真冬は雪が腰まで積もる。こうなると、家の中にいるのが本当に楽しい。こういう理由から、ぼくは冬が好きなのである。


こう考えると、外の状況が酷いほど、家の中が楽しくなるのではないか。
北極とか、あるいは宇宙にでも行くと良いかもしれない。