可能性にかける

以前、ぼくの日記(ブログ)を読んだ人が、
「これは日記ではなくエッセイだ。しかもかなりレベルが高い。すぐに出版社に持ち込んだほうがいいのではないか」
と言ったことがある。ちなみに、その人がこれを言った時、読んでいたのはぼくの日記では無かった。だが、ご飯を食べながら世界平和のこと(または世界征服のこと)を考えられるように、何をしているかと何を考えているかは全く別の問題である。そう考えると、この発言もぼくの日記のことを言っている可能性があるのではないだろうか。
だが「お前はどうしようもない奴だな。100円くれ」という意味かもしれないし、「1000円あげよう。その代わり1万円くれ」と言われている可能性もある。可能性はいくらでもあるのがやっかいなところだ。
それなら、いい方に想像したほうが良いだろう。
例えば、
「君の日記はくだらないな。書くのをやめた方がいいんじゃないか」
と言われた時でも、
「なんて面白い文章なんだ。お金を払いたいくらいだ」
という意味だと思った方が精神的に良い。
そう思ったときは、
「じゃあ早く払ってくれ」
とでも言い返してやることにしよう。会話は成立しないが、どうせすぐに何も言われなくなるだろうから、気にすることは無いだろう。

(ちなみに降水確率が80%でも残りの20%にかけて傘を持たないほうだ。出かけるときに晴れていたら、これからもずっと晴れ続けるような気がするのだ。その割に、各種試験は倍率が2倍以上になると絶対に落ちる気がするので不思議だ)