しんぶんし・・・

新聞がもう4日分も溜まっている。
一ページ目のニュースの部分と折込みチラシは毎日読んでいるのだが、それ以外のところが読めていない。まとめて読めばいいかぁ、と思っていたらもう4日分も溜まってしまった。4日分ならまだなんとかなりそうなのだが、これが10日や20日になると放棄してしまいそうなので、今のうちになんとか挽回しておきたい。
今日2日分読んで、明日から毎日1日分ずつ読んでいこうと思う。そうすると、いつも2日遅れの新聞を読み続けることになるが、特に問題は無いだろう。「今日の新聞読んだ?」なんて会話をする予定はないし、新聞で得た知識をすぐに披露する機会もまず無い。じゃあどうして新聞を読むのか、と言われそうだが(言われないのだが)、それには教養のためという答えがあらかじめ用意してある。
それに、最近感じはじめているのだが、新聞をとると、新聞に書いてある知識が身につく以上の恩恵が受けられるのだ。
ぼくの場合は読書量が格段に増えた。これは、溜まっている新聞を読まなくてはいけないというプレッシャーから逃れるため、つい文庫本に手が伸びてしまうという効果である。テスト勉強の時に掃除をしてしまうのと同じだ。
このように、新聞をとっていると、常にテスト前のような緊張感の中で生活ができる。読書も掃除も、いつもの2倍ははかどるのである。肝心のテスト勉強の方、つまり「新聞読み」はちっとも進まないのだが、これはテスト勉強とは「やらなくても痛い目にあうことが無い」という点で異なる。つまり、テスト前の緊張感という恩恵をうけつつも、リスクはゼロなのである。
1ヶ月3000円少々の料金がゼロになるともっとうれしいのだが、ためしに払わないでみたら物理的に痛い目にあいそうなのでやめておく。