自己PRに使えるかどうか

したい仕事なんて何も無い。いや、なんでもやりたい。
一体どっちが本当なんだろうか、なんて考ても無駄である。両方とも本当だからだ。
食いたい物なんて何も無い、こう思った事は無いだろうか。それはきっとお腹いっぱいの時だ。逆に、何でもいいから食べたいと思った事だってあるだろう。それと一緒だ。
なんて言わなくても、「ハングリー精神」っていう言葉がすでにあったことに気付いた。いつもこういう事で愕然とする。


そうだ、このエピソード、自己PRに使えるかもしれない。
「自分が最初に発見したと思ったものが、すでにあるものと知って愕然とする事が多いです」
使えないかもしれない。
(以前は即直結する思考が「日記につかえるかな」だったが、最近はこればっかりだ)

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関係ないが、よく家の鍵を無くす。探すのはストレスだ。
鍵を必要とするのは出かけようとする時なので、電車などの時間に迫られイライラするのと、あとは「無くしたのは自分」ということが一層頭にくる。
探している最中は、「ああもう!」などと言っているのだが、でも無くしたのは自分。だから後半弱気になる。
「ああもう!この・・・ああ・・・フウ・・・」
怒りを発散できない。見つけても「あった・・・」とかすかに声が漏れるのみ。毎回、二度と無くすまいと思う。
しかしまた無くしてしまう。置く場所を決めておけばいいのだろうが・・・。そう思いつつ、このアパートに来てから3年間、無くしつづけている。
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もし鍵が見つからなくても、いざとなれば閉めないで出かけてしまえばいいとどこかで考えているのだろう。ぼくの部屋は、鍵以外にも整理されていない物が色々あって探す時に苦労するのだが、これらもいざとなれば全てひっくり返して探せばいいし、更にいざとなれば、諦めるという方法まである。
このエピソードで、ぼくの「柔軟さ」をアピールできるかもしれない。社会に出たら、その環境に適応する能力が一層必要となるのだ。その時この柔軟さは役に立つに違いない。
この、探し物に関するエピソードを語った後は、
「このようなことから、仕事で窮地に立った場合も、私は柔軟に対処する事ができると思います。いざとなれば御社を辞めることすらできるでしょう」
と繋げれよい。さすれば、きっと、かなりの確率で、その会社に受かる事すら叶わないだろう。