いつだってそうさ

今日は日曜日だ。休日をのんびり満喫している人も多いかと思う。

だが、いくら休みの日でも、丸一日ずっとのんびりするのは無理だろう。そんな事ができる鈍感人間(失礼)は、少なくともぼくの周りにはいないし、周りの人に聞いても、「お前くらいしか知らない」という答えしか返ってこないだろう。失敬な。
いくらぼくだって、丸一日のんびりなんてできない。まぁこれは休日に限った事ではないのだが、生活する上でどうしたって緊張してしまう場面はあるものだ。例えば、「姑と目が合ったとき」、「屁のシグナル」などがそうだろう。そしてぼくが特に緊張するのは、「ウィンナーを切る時」だ。
うちのウィンナーはすべて冷凍庫で凍らせてあるので、切る時には相当力をこめる必要がある。そのとき包丁の刃がウィンナーからコロッと外れないようにかなり神経を使うのだ。その緊張具合は、軽く見積もっても「10屁のシグナル」はある。

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ぼくは以前、包丁で小指の先を切り落とした事がある(小指事件参照http://d.hatena.ne.jp/pp12oot/20040926#p3)ので、余計に臆病になっているのかもしれない。
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ウィンナー切りに雑念は禁物だ。たとえ「笑いの金メダル」にアンガールズが出たとしても気にしてはいけないし、切ない事に、「バク天」のドカベンコーナーも無視しなければいけない。
もちろん、「これって解凍した方が楽なんじゃ・・・」などと考えてしまった場合も、次の瞬間には、指がいくつか飛んでいる事と思う。
安全にウィンナ―切りをするには、これらの雑念を一切排除しなければならない。
しかし、最も安全な方法は事前に解凍しておくことだろう。わかってはいるのだが、それが億劫なばっかりに、こんな「10屁のシグナル」にも相当する緊張作業をしているわけだ。日常あまりに緊張が無いので、これで補ってバランスをとっているのかもしれない。
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いや、そんなわけないだろ。適当な事言ってまとめた気になるんじゃないぞ。
じゃあ一体どうしたらいいんだよ。
いいか、ひらきなおれ。
そんなことできるわけないだろ。
そうかな。じゃあこの会話はなんなんだ?
こ、これは・・・。
FIN