冬の真っ最中に暑い日もある

昨日はやたら暑かったのに今日はえらい寒い。皆さん風邪など引かぬよう。
などとぼくに言われたところで、「やあ危ない危ない、あったかくしなくちゃ!」なんて、急に気を付けはじめる人もいないだろうが。いたらちょっと怖い。
たいてい風邪は甘く見られがちだ。ほかの事を気をつけていても、風邪については、「引いたときは引いたときさ」「私ってバカだから風邪ひかないんだよね(笑)」などと言っている人が多いと思う。
まぁ皆それぞれの考えでやっているのだから、それはそれでいいと思う。赤の他人が風邪を引いても(バカだったとしても)ぼくに迷惑がかかるわけでもない(たまに迷惑だが)。だが、風邪を引いたとき困るのは誰なのか考えてみて欲しい。それはあなた自身なのだ・・・。
などとぼくに言われたところで誰も気をつけないだろう。そんなことはよくわかっている。
しかし思い出して欲しい・・・。
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やっぱり、「あなたのために言っているのだ」という説得方法は弱い。凄みに欠ける。
その点、細木数子のアレはわかりやすいと思う。
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「あなた土星人だね。今年大殺界だよ。気をつけないと風邪引くよ」
「たぶん大丈夫ですよ」
「しかし地獄落いく」
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素直に言う事を聞かないと地獄に落とされる。
「あなたのため/民衆のため」などという生易しいものではない。言うなれば恐怖政治である。「やらないと殺す!」と言っているのと同じだ。政治でそれをやれば問題だが、本当に正しい事を言っているのだったら、それくらいの事は言ってもいいと思う。
なので今度からこう言おう。
「寒くなってきました。皆さん風邪に気をつけましょう。気をつけないと地獄いく」
特に教員の人などは参考にしても良いと思う。
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一応言っておくが、その後の責任はとれない。あとであなたが地獄に落ちても知らない。
(それにしても地獄て・・・)