111から36へ

この数字が何を意味するかわかるだろうか。携帯のメモリ登録人数、親友の数、恋人の数、兄弟の数、歯の数、または体重、身長、指の数など(あまり深く考えないように)、人それぞれ答えは違うかと思う。
まぁ、とにかく111から36へ減るわけなんである。新潟県内の市町村の数が。なーんだ、つまらない、そんなことどうでもいいや、と思う人もいるかと思うが、僕も実際そう思う。僕の実家も合併のあおりをくらって、「なんとか村」から他の4町村と合体して「なんとか市」になってしまったのだが、それでもほとんど関心が無いくらいだ。
だが、地域間移動を調べる人は困っているそうだ。新潟県のように、市町村がひとまとまりになってしまうと(地域の数が少なくなってしまうと)、移動を観測する単位地域の規模が大きくなり、(大きくなった分だけ)単位地域内の移動量は無視されることになる。市町村合併すればするほど(単位地域の規模が大きくなればなるほど)、移動量が小さくみえるわけである。
これは今日の授業「地域統計」で知ったのだが、地域間移動が正確に観測できない事で、誰がどう困るのかはわからなかった。
地域間の人口、物資、情報の移動を観測する事によって、移動にベクトルをつけることができるらしんだけども、それがどう役に立つのかはピンとこない。なんとなく「面白そう」とは思うが。もっと勉強しろということだろうか。それは自分で決める事だが。
ということで、今日は久々に授業日記でした。