スーパーサイズ・ミー

マックを一ヶ月間食べつづけた人のドキュメント映画。
http://www.supersizeme.jp/


スーパーサイズ・ミー』。直訳すると「僕を巨大規模にしておくれ!」となるわけで、とにかくファーストフードを食べて食べまくること30日。その過酷な実験を自らすすんで体験し、世界に驚きとある種の感動を振りまくモーガン・スパーロック監督。この“実験”のアイディアを思いついたのは、2002年の感謝祭でのことだったと教えてくれた。「アメリカでは感謝祭にたくさんのごちそうを食べるんだ。その年も実家に帰って母の手料理を食べ、ソファに寝転がってテレビを見ていたら、肥満の姉妹がマクドナルドを訴えたというニュースが流れてきたんだ。最初は普通に見ていたんだけど、その後マクドナルドのスポークスマンが出てきて“我々の食品と彼らの病気や肥満とは何の関係もありません”と言ったんだ。さらに“我々の食品は非常に栄養価も高くヘルシーです”ともね。そこで、そんなに栄養があってヘルシーならば30日間食べ続けても身体に害はないだろうと思い、だったら食べてやろう! と閃いてしまったんだ」。
http://www.cinemacafe.net/feature/supersizeme/interview/index.phtml


絶対観てみたい。新潟では正月にワーナーマイカルでやるそうだ。
―――

この映画を紹介しているブログをみると、マックを好まない人が多かった(マック批判的な面がある映画だからかもしれない)。マックなんて最後に食べたのはいつかなぁ、なんて懐古してたり、マックのハンバーガーはパンも肉も紙を噛んでるみたいにまずいだとか。僕の場合、紙を噛んだらまずいと思うが、ハンバーガーを噛むのは美味しいと思う(あ、あれは比喩カー!ナルー)。
ところで、マックまずいと言う人は、たいていモスバーガーがうまいと言う。モスバーガーがうまいのはわかるのだが、それを強調したいばかりにマックを逆強調しているのではないだろうか。マックがだしに使われてるのだ。哀しきマック。
うまい棒も、どこかで空気食ってるみたいでまずいとか言われているんだろうか。むしろまずい棒だ、とか言われてたり。やっぱりカールに限るよね、とか。
マック、うまい棒、僕は大好きである。どこまでもダシに使われる安い物達。そういうところが、心をくすぐるのかもしれない。とか言って、金持になったらモスバーガーばっかり食ってるかもしれない(もっといいもの食えよ、というつっこみは残酷である)。そうに決まってる。あれはうまいからな。
こういう風に考えていくと、本当は安いから買ってるのに、好きだからだと思い込んでる自分が見えてきてげんなりするよね。