そういえば・・・

この間、山君にラオカントンに連れてもらいに行く車中で、「山君さぁ〜・・・」と言ってしまったのだった。日記を読み返してみて思い出した。
「山君」とはここ「はてなダイアリー」でXXX君(山君の本名)を呼ぶための便宜上の名前である。それなのに僕は本人に向って、「山君」と言ってしまったのだ。とっさに冗談ということにして誤魔化したが、山君はどうも釈然としない顔をしていた。そりゃそうだ。名前を間違えられて「冗談冗談!」と言われたところで一体何がどう冗談になっているのかわけがわからない。単純に「間違った」と言えばよかった。後悔先に立たず。
しかし、何かを呼ぶときに間違ってしまうということは皆さんも良くあると思う(なぐさめ)。一つは今回の僕のように、自分の頭の中でつけた勝手な呼びをつい言ってしまうというパターンだ。ノドがかわいてアクエリアスが飲みたい時に、「薄いポカリが飲みたいな」と言ってしまったり、漫画家の名前に「先生」を付けてしまったりなどがある。
あとは、呼ぶ対象が何かに似ていると、似ているものの名前を呼んでしまうというパターンがある。先生を「お母さん」と呼ぶのがこれである。友達の名前を呼び間違えるのもこれだろう。ちなみに僕は、名前の頭一文字が同じというだけで親友に向って弟の名前で呼びかけてしまうことがよくあるが、そのたび「ごめんまちがった」で済んでいる。親友とはいいものである。もうすでに100回くらい呼びまちがえているが、ここまでくると直そうとは思わなくなる。
あとは「めちゃくちゃ型」である。それが呼び間違えたものに似ているとか、頭の中で自分独自の呼び名をつけていたとかではない間違え方だ。例えば弟に向って飼っているネコの名前で呼びかけることなどがこれに当てはまる。近頃あきれられるので、これはぜひ直したい。兄の面目丸つぶれである。
皆さんも上記どれかの経験をしたことがあるのではないだろうか。犬とネコを飼っている人は、犬に向ってネコの名前を、ネコに向って犬の名前を言ってしまうということは日常茶飯事だろう。あそこまで間違うと、一体何のために彼らに名前をつけたのかわけがわからなくなってくる。僕の話だが。