実家日記

今日の午前に、母の寝室のエアコン(冷暖房機)を購入するために、じいちゃんと一緒に、亀田町に新しくできたヤマダ電機に行ってきた。「に」が多いが気にしない事にした。
買うエアコンはすでに決めてあって、それは持参したチラシによると工事費込みで69800円だったのだけれど、「取り外し」の工事料金は別で、しかも旧エアコン(というかクーラー)を捨てるためにリサイクル料がかかって、あとは室外機の台を交換する料金もかかった(15年も同じのを使用していたので、どうせなら台も新しくしようということで)。結局支払った代金はほとんど10万円に近い金額になってしまい、どうも釈然としなかった。しかし、そう思っている僕の耳に聞こえてくるのは、「ヤマダの安さは半端じゃな〜い」という歌だ。もちろんエンドレスで聞かせてくる。だんだん洗脳されそうになるが、やっぱり69800円が10万円になるのはどうかなーと思う心は強い。シブチンの底力である。
ああ・・・本当にこの買い物は安かったんだろうか、と未だに(さっき買ったばかりだが)悩む。安かったということにしておこうか・・・。いや、考えても精神衛生に悪いのでやめておこう。僕が金を出すわけでもないのだ。ああ、でもちょっと高かったような・・・。
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ヤマダ電機から帰ってきたとき、10ほどしか実がなっていない庭の柿の木を見たら、一つ鳥につつかれたようなあとがあった。僕がそれをじいちゃんに言うと、じいちゃんは「じゃあすぐに柿もぎをしよう」と言った。
「柿もぎ」とは柿をもぐことだ。「もぎ」の活用形は、もぐ、もがない、もげば、もいだ(過去形(?))、などがあると思われる。そんなことはどうでもいいが、「もぎ」とは「とり」のことで、「もぎとる」の様な意味だとおもう。普通に、「そのバナナ一本もいで」とか言ったりする。というかここまで説明して「もぎ」が方言じゃなかったらかなり恥ずかしい(なんだか方言じゃない気がしてきた)。
じいちゃんが棒の先にはさみが付いた万能なんとかを持ってきて、僕はカゴをもってきて、柿もぎをした。じいちゃんの万能なんとかは、枝を切ると同時にその枝を掴むという驚くべき機能が付いていて、そのため柿は一つも落とさずにすんだ。さすが万能だ。柿は全部で10とれて、甘柿だが、すべて焼酎につけた。ヘタの部分をちょっと焼酎(ホワイトリカー)にひたしてからビニール袋につめるだけだ。あと1週間くらいすると食べごろになるらしい。また来週帰ってこようかなと思った。
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ところで、昨日作ったお好み焼きはかなり評判がよかった。そのせいで機嫌がよかったのかはしらないが、皿洗いやその他手伝いをかなりやってしまった気がする。別にやってしまってもいいのだが、今日思うと何となく「やってしまった」という感じだ。実家とは楽ができる場所だったはずだが、近頃は実家にいると、アパートにいるときより確実に炊事洗濯をやる機会が多い。
今日はとても日記という感じがする。END