授業日記

アルゴリズム入門の本を借りて持参。どうにかなりそうだ。

  • 2限日本経済史

開国による経済的影響について。
江戸時代、日本は「鎖国」していたと言われるが、これは厳密には誤りだ。中国やオランダとは貿易があったからだ。ならいつ「鎖国」と言う言葉が生れたのかというと、日本が欧米に「俺らとも貿易しろ」と迫られた時だ。日本は、「うちの国は鎖国しとるんじゃ!帰ェレ!」と言った(たぶん)。このように、「鎖国」とは、日本が欧米との貿易をしたくないために生れた言葉だ。欧米はそのころガンガン植民地支配をひろげている帝国主義国だったから、こいつらと付き合うと日本も植民地化される危険があると考え、日本はそうした対応をしたのだろう。
しかし、明治維新の10年前に、日米修好通商条約は結ばれる。欧米との貿易が始まる。日本は関税自主権をもたないので、管理貿易ができず、国内の産業が危なくなる。たとえば、国内の絹織物産業はほとんど壊滅した。外国から入ってくる製品に税金をかけられないので、安い輸入物に押されて国内の製品が売れなくなったのだ。当時各家にあった織物機も、そのころにほとんど姿を消した。わざわざ家でつくるより、安く買える輸入製品を選んだのだ。
この頃、日本国内では金が多く産出されていた。そのため、日本と欧米では、金・銀の価格差があった。結果、日本から多くの金が外国に流出してしまった。金と外国通貨の取引や、金と物品の取引で、世界的に見てずいぶん損な取引をしたからだ。
日本国内では物価が高騰し、そのため、給与が固定されている人たちの不満が高くなる。都会の貧民と、武士だ。そして主に下級の武士によって、倒幕が行なわれる。幕府倒れるドカーン。
このように単純化して憶えた。間違っているところがあるかもしれない。

  • 昼 カツカレー400円

学食は食券式だ。食券を持っていき、「カツカレーください!」とカウンタの向こうのおばちゃんに言わなくてはいけない。言わなくてもだまって食券を置けばカツカレーは出てくるのだが、学食の入り口に張り紙で「自分の番になったら〜くださいと言ってください」と書いてあるので僕は言う事にしている。言う:言わないを割合で示すと2:8くらいだろうか。
言わなくても飯は出てくるので、もしかしたらあの張り紙は昔のシステムのものかもしれないという疑惑が毎回湧くのだが、毎回それを振り払って「カツカレーください!」と割と大声で言っている。学食は騒音激しいのでそうしないと聞こえないからだ。お盆を返すとき「ゴチソサマシター」と言うのも忘れない。近頃はこれらを言う事に優越感を感じてすらいる。というか、優越感を感じなければこんなこと言わない。何ごとも自己満足だ。逆にみんなが言うようになったら僕は黙るかもしれない。

  • 3、4限 生産企画と管理、生産情報システム

特に問題なし。

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授業日記は特に問題ない科目を書くのがめんどうだ。たった2、3行でも。