授業日記

  • 2限 地域統計

なんとかノートを取る。息がしずらいので何も考えられない。

5年くらい前のスーパーテレビを見た。カップラーメン戦争とかいうやつだ。日清とかマルチャンなどの会社が、いかに自社のカップラーメンを売るかという番組だった。やたら試食の場面が流れるので腹が減った。

  • 4限 南北問題

授業のはじめに3つの問いが出た。
1.欧米・日本は先進国と言えるか?
2.どの点でそう言えるか?
3.なぜそうなったか?
1の質問の時、僕らは当然、先進国の定義とは何かを考えて手をあげしぶったわけだが、それに対して先生は、「定義とかはどうでもいいのでどう思うかとりあえずあげてください」と言っていた。先生の授業の進め方として、ここでつまずくのは本意ではなかったのだろう。そして先生の言う通り、「とりあえず」僕を含めたほとんどの人が「欧米・日本は先進国と言える」、つまりYESに手をあげた。なんだか先生が主張したいことの前振りをやらされているようで気分が悪かった。言いたい事があるならそっちも「とりあえず」言ってくれよ。
僕らがYESに手をあげたのに満足したのか、先生は次の質問、どの点で先進国と言えるのか?を投げかけてきた。なんだよ、それを考えてたんだよ、なのにすぐに決めろあんたが言ったのじゃないか。なんだか不機嫌になった。
経済的に裕福だから、等の意見が生徒から出た。そして次の質問3.なぜ経済的に発展したのか?は答えをコメントカードに書いてくださいそれをもって出席とします、になった。僕は「経済的に発展した方が物質的な面や精神的な面で得と考えた集団があり、その集団がそうなるよう行動した結果、発展した」と書いて出した。
その後、ヨーロッパの国々がいかに残虐非道なやり方でもって植民地支配をひろげていったかの説明が行なわれた。なんだ、そういうことを言いたかったのか、とここではじめてわかる。はじめに先生がそれを言うと僕らの意見がそれに影響される事を恐れてあえてはじめに言わなかったのかもしれないとも思った。でも僕の不機嫌は直らなかった。なぜなら1日ずっと僕の鼻の穴はふさがっているからだ。今は半分ふさがっている。
日記は疲れる。