お好み焼き

さっきお夕飯としてお好み焼きを食べた。
あいにく豚肉を切らしていたので、キャベツだけのお好み焼きになったのだが、とても美味しかった。
(こんな風に書くと豚肉を常備している人みたいで、リッチ感がでていて良い)
豚肉が無いがキャベツと小麦粉だけはある、という状況で、よくキャベツだけのお好み焼きを作るのだが、そのたびに文字通りまずい思いをしていた。しかし、今日はちょっとした工夫をした。これからその工夫を皆に教えたいと思う。それは特許が取れるくらい素晴らしいものだと思うのだが、きっと僕より先にやっている人がいるので、申請はしないでおく。もちろんgoogleで検索したりもしない。それに、この方法は誰かから聞いたものだったような気もするが、これ以上考えないことにする。ああ精神衛生に悪い。
いつもなら、まず豚肉だけを焼いて、その後に小麦粉と水と卵とキャベツを混ぜたものを投入する、といったやり方だったが、今回はまずキャベツをフライパンで焼くことにしたのだ。ちなみに僕はお好み焼きを作るときはフライパンを使う。特に問題が無いので。
先にキャベツをフライパンで焼いている時に、やっぱりこれだけでは寂しいと思ったので、ロングウィンナーを2本を細かく切ったものを投入して一緒に炒めた。そして塩コショウで味をつけた。これは大事だ。
具を炒めている間、小麦粉を水でとき、そこに卵を、ふんぱつして2個も入れた。そしてキムチも少し入れた。それらを具が程よく炒まったところへ、投入した。投入する前に、フライパンにごま油を足した。
一面が焼けたら手首のスナップで大きなお好み焼きをひっくり返して裏側を焼く。このひっくり返しは一人暮らし1年目でマスターしているので、今は目を瞑ってもできる。でも怖いのでしたことはない。焼けたら大皿にうつして鰹節をかけ、マヨネーズとオタフクソースをかけてできあがりだ。
それは、豚肉が入っていないのにとてもうまかった。いつもキャベツだけのお好み焼きを食っては、まずいと思っていたのだが、それはキャベツにちゃんと火が通っていないのと、味がついていないせいだったのだ。今度からも今回のような、先に具を炒める方式でやろうと思う。今日は、豚肉の無い生活の不自由さから少し開放された気分だった。
この「具はすべて先に炒める方式」で豚肉があったらとおもうと、少し怖い。

(キャベツだけじゃないじゃん、山芋を入れると美味しいよ、はNGワードに設定しました)