アキラ話

アキラという名前になりたい、という僕の幼少の頃の激しい欲求についてちょっと前に書いたときに、当時の僕は親に「名前をアキラに変えてほしい」という提案をせず(名前が変えられるということを知らなかったため。といっても、かっこいいからという理由で名前を変えれるわけない)、恥をかかずにすんだと書きましたが、そういえば別のところで恥はかいていました。
僕は何度も色んな友達に、「俺、アキラになりたい」と言っていたのです。その時僕は熱い目をしていたと思います。これを思い出したとたんに、なんだか急に恥かしくなって、取り消したいことリストに急浮上しています。このリスト、1位から3位くらいは揺るぎませんが、このアキラ話は6位くらいには位置付いたのではないかという急浮上ぶりです。ちなみに1位あたりになると思い出すたびに嫌になって「アー!」と大きな声を出したり布団に飛び込んだりして現実逃避をします。そういう過去の恥をだれしももっているのではないでしょうか。ということでこれでおしまいにします。