日記

本当にやりたいことなんて本当はないんだってことに気が付くのにだいぶ時間がかかった。やりたいことが見つかるまでは何もしないっていうのはずいぶん非効率なことだってのに、時間がかかったのだ。
前のぼくは、本当に自分がやりたいことじゃないと何もしなかった。それは当時の僕には整合性があった。本当にやりたいことなんてありもしないのにだ。
今の僕がやっていることと言えば、本当に自分がやりたいことと言えるかどうかはわからない。というより、かなり遠いのではないかと思うこともしばしばだ。こうして現時点で僕は矛盾を抱えているわけだけど、何かをしてはいるわけだ。これは大人になったということだ。いいか悪いかじゃなくて、確かに大人にはなった。きっと2年前の僕が今の僕をみたら怒るだろう。