四捨五入

こうして文章を書くことは、ここ最近は、ぼくにあまり良い影響を与えないように思う。ネガティブなことばかり書いて、自分の言葉に洗脳されるような気がするのだ。だからといって嘘を書いても意味が無いし、空元気はもっとも不得意とするところだ。普段の生活でも、機嫌の良い悪いが表に出る性質だ。これって、男はたいていそうである。要するに、偉そうなのだ男って。
あまり言いたくないのだが、母から電話がかかってきて金のことで怒られてしまった。10万円くらいだろうか。車の税金の金を、払う払うと言っておいてなかなか払わなかったからだ。その日のうちに振り込んだが、「しっかりしてくれよ、四捨五入したらもう30だよ」と言われてしまった。その時、等身大の間抜けな自分が見えたような気がした。もう少し間抜けではないと思っていたが、見えてしまったので、もうだめである。