最強の腐れ縁は家族だ。これはずっと切れないだろう。血とはそういうものだ。ぼくの父親は6歳の頃家を出て行ったが、その人のことを考えるてみるとやはり他人ではないなと思う。会いに来たら会わなければならないと思うし、ぼくの方が会いたい思うことが、もしかしたらこれからあるかもしれない。父親がいないことで不自由な思いをした事はほとんど無い、ということくらいは伝えたいかな。
思春期？の頃、声を荒げた時、母から「父親にそっくりだ」、と言われるのが一番嫌だった。母は父を憎んでいるので、ぼくにとってはすごく効果的な意地悪である。どれだけ荒れていても、何もいえなくなって、シュンとなった。
基本的に思春期以降、心はずっと荒れたままだ。でも見かけ上は穏やかになっている。原因は女だ。この世に女がいなければ、ぼくはバケモノ青年になっていただろう。でもバケモノにも憧れる。そんな弱い人間だ。
なんだか遺書みたいになってきたけど、死にません！
