掃除とは物を移動させるということだ

きのう一念発起して部屋を大掃除した。その甲斐あって、まるで引っ越し当初のように整然となり、実にすがすがしい気分である。以前の汚い部屋より格段に落ち着く(何より虫がいない)し、いつも飲んでいるコーヒーも一味違うような気がする(今まで変なものが入っていたような気がする)。
今朝は天気がいいので窓を全開にしてみたが、とても気持ちが良かった。今まで部屋を見られるのが嫌で窓を開けられなかったのだが、こんなことならさっさと掃除するんだった。部屋が汚かった頃は、「もうこんな部屋は嫌だ、誰かと取り換えて欲しい、それが無理なら引越しの資金が欲しい」と思っていたが、空気を入れ替えるだけでもこれだけ違うのだ。これからは毎日窓を開けることにしよう。
それに、どっちにしろ窓は開ける必要はある。今日から当面、ちょっとした外出は窓からすることにしたのだ。玄関は物(主にゴミ)で溢れており、あまり通過する気になれない。
いつもこうなってしまう。これで玄関を掃除すると、部屋が汚くなる。質量保存の法則を実感する一幕である。
1階に住んでいて良かった、と実感する時でもある。