猫バンド

『ほっとけない猫のまずしさ』というプロジェクトがあり、そこではホワイトバンドならぬ猫バンド(税込300円)を発行している。真っ黒なものや、ぶち模様のものや、真っ白で一見ホワイトバンドに見えるものもある。公式HPによると「猫の模様の数だけある」と書いてあるが、注意書きには「欲しい模様が無い場合は白いバンドに自分で模様を描くように」とあり、「どっちだよ」と一部の混乱を招いている(現在は沈静化)。
バンドをつけると、まずしい猫(つまり野良猫)を放っておけないという表明になる。これは「野良猫のまずしさに危機感をもって欲しい」という世間への訴えになる。
「このバンドをつけてから人の目を気にせず野良猫にエサをあげられるようになった」、という二次的な効果も報告されており、今では猫バンドをつける人の約4割がこの効果を期待してバンドを購入している(2005年6月「あなたはなぜ猫バンドを購入しましたか?」アンケートより)
このプロジェクトに参加するには猫バンドを購入する他にも、普通のリストバンドに猫の刺繍をほどこしたり、頭に猫耳をつけたり、猫語(全てを「ニャア」で伝える言語)を話す方法がある。猫がかわいいせいもあり、現在このようなファッションをする人は急激に増えているが、「本来の趣旨から外れているのではないか」と危惧する声もあがっている。