就職活動日記

今日、初めて合同説明会に参加した。100いくつの企業が参加した、かなり大きな会(アンド会場)だった。
この時期よくTVで見るように(今まで傍観していただけだったが今回は当事者)、各企業採用担当の人が、2人1組で各ブースに待機し、ぼくらを待ちうけていた。
時間は12時から17時まで。ぼくは会場に12時にインし、17時にアウトした。フルで出場したわけだ。その間、6つの企業の説明を聞いた。まだ話を聞きたい企業もあったが、1つの説明が長い(無駄に長いわけではないが)ので、めいいっぱいで6社だった。(と言いつつも、最後の1社は美人の人事さんがいるところへ聞きに行った)
PCの前にいたときは、事業内容や募集する人材像などが企業を選ぶ手がかりの全て(他には知名度等)だったのだが、実際人事担当の方の話ぶりを聞いていると、その人の熱意や姿勢から、会社の中の人間関係がどのようなものか(クールか家族的かなど)が伝わってきて、企業を判断する材料が格段に増えた。増えたら更に欲しくなるのがそういう類の材料・断片であるので、更に知るためにもっと色々やるようになると思う。もっとはやくこういう会に参加すればよかった。今の時期での参加が特に遅いというわけでもないが、早くも無い。
20時に帰宅。会場でもらった資料を見ながら、興味をもった全ての企業へエントリーする。動機などもかかせる会社があり、中々時間をくう。
すでに受け付けている所は、企業単独の説明会へも、申し込む。日付が被らないように、それだけを注意する。どうせ予定は無いので。手帳に書き込む。
メールを確認すると、早速1人の採用担当の方からメールが届いていた。慎重に、言葉を選びつつ返信する。
すでに12時をまわっている。
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運動をしたわけではないが、体を動かすと痛い。慣れないスーツのせいで(靴も)で筋肉痛になっている。もちろん緊張で体が硬くなっていたのもあるだろう。
頭は硬くなっていなかったと思う。まだ敬語はあやふやだが、聞きたいことはちゃんと聞けた。質問するのに躊躇しなかった。たぶん、熱意の方が勝っていたからだろう。かなり意図的に、脳内で「そうさせる」やりとりがあったとは思うが。だから体だけ、硬かった。
周りにガチガチの人がいたのも良かったかもしれない。緊張している人をみると落ち着くものだ。あれはなんだろうか。共同体、役割のシステムかもしれない。自己主張の強い人がいるとひるんでしまうのも、たぶんそうだろう。彼に役割を任せてしまうのだ。そのひるみを消すには、彼よりも更に強くならなくてはいけない。そうせざるを得ない場面は、きっと、最終面接など(グループディスカッションなど)ででてくるだろうが、ぼくはうまくやると思う(つまり、そう思いたい。今からそう思い込ませておきたい。こいつ(ぼく)に)。
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・雑事
なんと会場で「ノリちゃん」とすれ違う!!!彼はぼくに気付かなかった。まだキザだった。がんばれ。

今日のために、スーツと靴と鞄とYシャツとネクタイを、昨日買った。必要経費だが、高い。

今日の合同説明会は、会場までは山君と一緒に向ったが、中では完全に分かれた。はっきりいって、こういうことが出来ない友人は嫌いだ。つまり、この点、山君は好きだ。