冬休み突入

実は今日から冬休みだ。「突入」と書いてみたが、そんな勢いは別に無い。
辞書で「突入」を調べてみたら、「勢いよく中に入ること。突っ込むこと。」という意味の他に、「重大事態に入ること。」という意味もあった。(例「ストに―する」)
ぼくにとって、冬休みくらい、ぜんぜん重大事態ではない。しかも今年は就職活動をしなければいけないので、気持ちが休まらない。つまり、休みですらない。形式上は休みだけどね、といった感じである。
だから、「突入」じゃない。もうほんと、普通に入る感じ。例えるなら、自分の家に入るようなものだ。
皆もそうだとおもうが、自分の家に入る時に、いちいち「突入」する人はいないだろう。昼間のTSUTAYAのAVコーナーと違って、我が家に入るとき、勢いはいらない。
門限を過ぎてしまった女学生、朝帰りしてしまったサラリーマン、家が火事で「中にまだ子供が!」と泣き叫ぶ妻を横に覚悟を決める夫、などの場合は、自分の家に入るのでも、「突入」という表現をするかもしれないが、普通は、なんだろう、「入場」でもないし、「入室」もおかしいし・・・。やっぱり我が家に入る時は「ただいま」だ。ぼくの場合は一人暮らしだから、「ただいま」すら言わないので、「・・・」だ。
つまりこの日記のタイトルは、「冬休み突入」ではなくて、「冬休み・・・」が正しい。実は今日から冬休み・・・なんだよねぇ。

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気になった言葉を調べるだけで日記が埋まってゆく。辞書は便利だ。
さっきの「突入」は、gooの国語辞典の前方一致検索で検索したのだが、いちばんうえにきたのは「とつコン」だった。
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とつコン 【突コン】
俗に学生が,長期間の行事を控えたタイミングで行うコンパ(飲み会)のこと。夏休み前や,試験期間前のコンパなど。突入コンパ。
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一行目の「俗に学生が」を「俗な学生が」に変えてもいいかもしれない。自分に縁の無いものは見下すのみ。
それにしても、コンパって飲み会の事だったんだ。じゃあ最初っから飲み会って言えばいいのに。なんか高尚なものにしてないか。あと、夏休み前はいいけど試験期間前にコンパなんかしてたのしいか。
今日はこれくらいで勘弁してやろう。ここ(PCの前)でぼくは無敵になるということをお忘れなく。(別の意味で敵がいないことの「無敵」)