就職活動日記2日目。今日は書き方がおかしいよねの巻。

ぼくは、理屈ではわかっている事と、本当に身にしみてわかっている事の差が大きい。少なくとも山君よりは大きい。山君はバカだけど、やらなきゃいけない事はちゃんとやるんだ。
どこかで読んだのだけど、人間が理屈ではやらなくちゃいけないとわかっている事から逃げるのは何故かってのは、いろんな説があって、まだ確かにはわかってないらしいんだ。
たとえば、「本当にやらなくちゃいけないと思っているか」、という問題があるよね。2時間後に友人が家に来るというとき、部屋を片付けなきゃいけないんだけど、中々掃除をはじめないというのは、どこかでこのまま呼んでしまっても大丈夫だろうと思っているからかもしれない。もし、2時間後に来るのが、はじめて家に招く恋人だったら、きっとすぐにでも片付けるだろう?このまま彼女を呼ぶのは考えられない!と思うから、本気になって片付けるんだ。
風呂に入る、歯を磨く、という行為をめんどくさってなかなかやりはじめないのも、どこかでこのまま寝てしまってもいいかな、と思っているからだろう。本当はそんなのダメだってわかってるんだけど、明日の朝困るってわかってるんだけど・・・、ってこれは本気ではわかってないってことだ。
どうやら、理屈ではわかっていても、想像力が足りないとそれが行動に繋がらないみたいだ。今歯を磨かないと明日の朝にどうなっているか、ということの恐ろしさを具体的に強く想像できる人は、きっと躊躇なく歯を磨けるんだろうさ。それが出来ない人は、毎日嫌々歯を磨くか、磨かないで寝ちゃうだろう。それはきっと、危機感が足りないということなんだろう。
何でこんな事を書いているかというと、ぼくはがまだ就職活動への危機感が足りないからなんだ。それはきっと、まだ就職活動をはじめていないからだと思う。こうやって、はじめようとする事をはじめてはいるんだけどね。たぶんこれはきっと、数ヵ月後、あるいは数十日後のぼくからしたら、とんでもなく悠長で、頭にくるくらいの現実逃避もいいとこな糞野郎ってところなんだろうけど、実際今のぼくは、こんな感じなんだ。だから早く、明日にでもやらなきゃ。そうすると危機感が増して、今まで以上に尻に火がつくはずだ。そうしてはじめて、ぼくはぼくを就職活動モードへと移行させる覚悟をするんだろう。どうしてこうも、毎度面倒臭い手続きを踏まなくてはいけないのか。
めんどくさい事は出来るだけ回避したいと思っているのが悪いんだろう。これをなおすのは至難だと思うぜ。