追記

今回の「爆笑問題のススメ」のテーマは「偉人伝のススメ」だった。呉智英さんは、「偉人と同じ事なんて出来ないしやったってダメ。偉人伝読んだら、自分は偉人になんてなれないなぁ、ってことがわかるだけ。自分はそう読んでる」って話を繰り広げてた。爆笑太田は、アインシュタインの偉人伝読んで、天才も昔は落ちこぼれだったんだ、ってのを知ったらそれにすごい影響されて、学校の勉強なんかだめでもいいじゃんっていうハマリ方(読み方)をしていたらしい。太田はそういう話を、「こういう楽しみ方もありますよねっ」、とかなり熱っぽく語ってた。一方の田中は例によって、「俺偉人伝とかたぶん読まされたと思うけど、何にも覚えてねえもんな」そこで太田は「おまえは凡人伝でも読んでろ!」みたいなボケで「何だよ凡人伝って!」みたいなツッコミ。
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話を戻すんだけど、呉智英さんは、大平光代さんの『だから、あなたも生きぬいて』を例に、あれを読んで、中卒でもがんばれば弁護士になれるんだー、とか思うのは無茶な話で、自分なんかは、「普通はなれないんだ」と感じて読んでいる、と言ってた。この大平光代さんってのはこういう経歴の人なんだけども、


中学2年のとき、いじめを苦にして自殺を図る。その後、坂道を転げ落ちるように、非行に走る、16歳で、「極道の妻」になり、6年間、その世界に生きる。現在の養父・浩三郎さんに出会って、立ち直り、「猛勉強」の末に、29歳で「司法試験」に合格する。現在、少年犯罪を担当する弁護士。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062100584/250-5782846-0247419


呉智英さんは、「司法試験なんて東大法学部入ったって受かんないくらいのもんだから、普通無理なんだよね。(自分の能力考えないで、勢いで不良になったり極道に入ったりしても・・・)」みたいなことを言ってた。
(記憶で書いているので発言の内容は全般に不正確です。申し訳)
僕はどちらかと言うと、爆笑太田みたいな読み方してるなあと思った。
ちなみに、今回は太田しゃべりすぎのため、眞鍋かをりはほとんど発言できず。話もふられず。こういうところもまた面白い番組だ「爆笑問題のススメ
絶対無いだろうけど、下手にゴールデンとかに進出してほしくない番組のひとつだ。作家と喋るっていう地味な絵だから、たぶんゴールデンは無いと思うけど。その前に出演する作家が嫌がるから大丈夫か。何を心配しているんだ僕が。