誰にでも秘密がある

今まで黙っていたが、僕は最近、自分のアレが長いという事で悩んでいる。こんなことを言うと、アレが短くて(もしくは無くて)悩んでいる人には自慢に聞こえてしまうかもしれないが、「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉があるように、アレの長さも程度問題なんである。
例えば、まさに今、アレが僕の視界をさえぎっていて、モニタがよく見えない。邪魔だなぁ、なんて言いながら手で避けてみたりもするのだが、すぐ元の位置に戻って、再度僕の視界をふさいでしまう。あんまり頭にくるので、発作的に「いっそぶち切ったろか」と思った事も何度かある。友人からも、「それ切らないの?」なんて言われたこともあるが、これは余計なお世話である(もしかしたら自分が短いのをひがんでいるのかもしれない)。
そして、僕のアレは更に「太くて硬い」という特徴を持っている。こう言うとまた、アレが細くて柔らかい人(実にうらやましい)に自慢かと思われてしまうかもしれないが、これもやっぱり程度問題で、僕みたいに太くて硬すぎると、邪魔な場所から移動させても、「ビィィーン」という感じで、すぐに元の位置に戻ってしまうんである。長いだけならまだいいのだが、太くて硬いと、本当に始末に終えないなぁと思う。
もし生まれ変わりがあるのなら、次は猫っ毛に生まれたい。いっそ猫でもいいくらいだ。毛だと困るが。