日記

そろそろ半そで一枚では寒くなってきた。だがジャンパーとかジャージを着るには早いし、トレーナーでも暑い。たぶん上にYシャツか何かでも着ればいいのだろうが、あいにく持ち合わせが少ないので、今のところTシャツの上にポロシャツを着たりしてしのいでいる。もうすこししたら薄いパーカーとかジャージが着れるのでそれまでこれで我慢することにしている。このように、秋はファッションに気をつかうので、早く冬になってほしいと思う。これは毎年思う。だったら秋に着れる服を買えよと思うが、新潟は秋が短いので、買おうかな、などと迷っている間にどんどん寒くなってきて、ああやっぱり買わなくてよかった、と思うのも毎年だ。
これ以上書くとあんまり服を持っていないのがばれてしまいそうなのでやめておく。というか最初の一行の「ジャンパー」というのが一番だめなことのように思えてきた。ブルゾンとか言う？もしかして。でも怖いのでいえない。ズボンをパンツとか言うのはもっと怖い。なんとなく僕なんかがつかっていい言葉ではないということだけがわかる。生兵法は怪我の元だ。
ところで、このくらいの寒さの時によく見かける服装で、長袖のシャツの上に半そでのTシャツを着るというものがあるが、いつ見ても変だと思う。かっこよく着こなしている人はいるにはいるのだが、それはごく一部で、ほとんどが変な人だ。もう、変な人呼ばわりしてかまわないだろうと思うくらい変だ。友達が着てたらすぐに注意することにしている。
「長袖の上に半そで」を着こなしている人は、自分が何をどう着たらかっこいいかわかっており、今日は何を着ようかな、の数あるレパートリーの中から最適なものを選んだ結果、そうなったような感じがするのだが、「変な人」は、何を着たらいいのかわからないが「長袖の上に半そで」を着ておけばなんとなくOKだろうという判断のような気がする。それを自分が着たらどうなるかを考えずに、または考えてみてもわからずにそうなってしまっているのだ。PCを買えばメル友ができてすぐに出会い系だぜと思っているようなものだ。ちがうかもしれない。いや、バカという点では同じだろう。
かくいう僕も、一回だけ「長袖の上に半そで」ファッションをしたことがある。見事なまでに似合わず、変な人であったに違いない。僕はこれでかなりの怪我をした。重症であった。それからというもの、ファッション生兵法には敏感になっているのだ。