誰しもこういうことを一度は思ったことがあるだろう。
蚊を殺す時に、「もしかしたらこの蚊は、人間が姿を変えられた蚊かもしれない」と。僕は毎回思う。もしかして、僕の友達かもとか、母親かもしれないと思ったりもする。友達だからこそ、僕のところへ来て、「こんな姿にされたんだ、助けてくれ」と教えにきたのかもしれない。そういうことを考えつつ、「やっぱりだめだ、殺せない」などとは思わずに、叩き殺す。蚊になってしまったのを助けることもできないし、もし蚊だったとしたら蚊の知能しかないので、人間扱いする必要が無いからだ。たまに、自分が蚊になって、それを人に伝える時にどうしたらいいのかということを考えるが、結局は伝える前に殺されると思う。万が一それが伝わったとしても、どうすることもできないとおもうので、やっぱり蚊になったら潔く蚊としての人生をまっとうしようかな、などと考える。
これからもこういう、一度は考えたことがあるけど人に話したことが無いようなことを書いていこうと思います。話したことが無いのは話す必要が無いからで、そんなことを書くことに一体どんな利点があるのか
は全く不明ですが、そういうのが日記なのかなとも思います。
それとあと、ですます等の文体の一致を自然にできるようになりたいです。今日は無理でした。