車をぶつけて給油口が開かなくなってしまった。道が雪で凍っているのにいつものスピードでカーブを曲がろうとしたら滑ったのだ。完全な判断ミスである。寝不足気味で郡山から会津に戻る朝7時頃だった。
具体的にはだいたい60キロくらいのスピードで45度くらいの右カーブに突入した。ハンドルを切る瞬間にハッとなり、次の瞬間に諦めたが、その次の瞬間には抵抗した。ぎりぎりまで粘って、後ろのタイヤが破綻した（左に滑った）時に、さらに右にハンドルを切ったのだ。これは、このままでは大きく円を描いて左のガードレールに激突するので、いっそのこと右に小さくスピンしてしまおうというものである。
その試みは成功し、ちょうど360度スピンした。ここでアクセルを少し踏み、立ち直すつもりだった。
しかし、後ろタイヤが右左に滑って制御不能にいなり、そのままケツを振りながら、最終的にボディーの左後ろ側をガードレールにぶつけてようやく立ち直った。なんだかんだあるうちに速度自体は下がっているので、衝撃自体はたいしたことはなかったが、後でみてみたらちょうど給油口の部分だった。
修理屋にいったら、全体的に取り替える感じのアレだから最低でも20万かかる、といわれたが、部分的な故障なんだから部分的になおしてくれ、と頼んだ。
きれいにはできない、といわれたので、それでいい、とお願いした。
何かトンカチみたいなもので直してくれた。2100円なり。とにかく開いてまた閉まればいいのだ。感謝。
