俺は腰掛ける

俺は自由だ
自由な俺は何をする
どうにもならないことを考えて
自分で自分を苦しめる


散歩の途中に
俺はベンチに腰掛ける
石にでもなったの
日が沈んでも動かなかった


ああどうしようもない
どうしようもない気持ちの
俺の体は生きている
だから俺は
日が沈むまで
日が沈むまで
腰掛けた