焚きつける女

中学の選択科目で文章表現というのをとった時、出来た作品(というほどのものでもないのだが)を見せるのが恥かしくて、「できません」と言ったことがあった。自分のプライベートな事を書く回だったからだ。
ぼくの他にも書けない人は何人もいたのに、先生はぼくだけを呼び出して、「あなたができないなんてことは、私は許さない。本当に1人じゃ出来ない子もいるけど、あなたは絶対にそうじゃない。だから、怠けないでちゃんとやりなさい」と言った。30代の女の先生だ。
怒って欲しい絶妙のタイミングで怒ってくれる人は皆女性だったし、そうじゃなくても、昔から女に怒られてばかりいるような気がする。今の職場でもそうだ。本当にありがたいことである。
先日は偶然居酒屋で一緒になった同僚の女性に、「あなたは何を考えているか分からないんだから、かわいこぶってないで本気でぶつかってきなさいよ!」とムキになって怒られた。これはもう昔から何十回と言われていることである。
かわいこぶってるんじゃなくて実際かわいいんじゃないんですか?と言ったら本気で怒られた。すぐ調子に乗って痛い目に合う。
すぐ怒る嫁をもらおうと思う(これがまとめか)。