ころすきか!(天に言っている)

死にたくなるようなことがあったよ!
あと一歩で自棄になるところだったよ!
「手に入らないのならいっそ何もかもぶち壊してしまいたい」
そんな気持ちにもなったよ!
もう大変だよ。
でも生きて、また異文化に触れる旅に出る。
ぼくにとってあの人は、どうやったらこんなものができあがるのか!と驚くような、想定外の異文化だったからである。本当に、素晴らしかった。
素晴らしい!と皆に言いたかったけど、それに、もっと触れていたかったけど、どうしようもない理由によりそれは断たれた。
真実は、ぼくにとってはどうしようもない理由ではなかったけれど、あの人にとっては、それはもうどうしようもない理由だったから、ぼくはそれを尊重して、二度と会わないことにした。
異文化。
本当はわからないのに、わかるふりをした。
なんでなんだろう。
また考える。ぼくは考える。ずっと考える。歩きながら考える。それが一番落ち着く。