生活欄

最近、可笑しいくらいの努力を伴って、意識しないようにしていることがある。
可笑しさの原因は、何を意識しないようにしているのか分からない、というところにあるようだ。つまり、そこまでは分かった。

慎重にやってくれたものだ。いつハメられたのか全く気付かなかった。可笑しいと思えなかったら、ずっと気付かなかっただろう。


一体、何を消そうとしたのだろう? 今から逆算すれば分かるかもしれないが──その前に、きっちりとラインを引かなくてはいけない。
すでに引かれたラインである。それをまた、引きなおす。
ここでもまた可笑しい気分になる。自分を過信しすぎていたことに、照れているのだ。