授業日記

早朝(後から聞いた話では5時)に、2度ほど揺れる。揺れて目が覚めたのか、ふと目が覚めたときに揺れたのかはわからないが、布団のなかで気付いた。震度は2くらいだと感じた。ここで震度2なら、小千谷の方では震度4くらいなのだろうなと思う。
ちなみに震度2は震度4の半分の威力というわけではない。震度は1増えるごとに、そのエネルギーは33.3倍になるのだ。そう、2増えるごとに1000倍というわけだ。なんでこんなわかりにくい単位にしたのかよくわからないが(と誰かも言っていたような気がする)、そういうことになっている。
その後9時半に目を覚まし、風呂に入ろうか入るまいかを迷う。昨日の夕方4時ごろに風呂に入っているので、髪の毛がまだ許される感じなのだ。結局、顔を2回洗ってさっぱり感を得たところで、風呂に入らない決意を固めた。
ところで、昨日の夜は外でたくさんお酒を飲んでぐでんぐでんになったのだが、朝は割と壮快だった。一軒目は庄屋で、二軒目は素朴な店で、赤だぬきとかいうところだった。赤だぬきの店内には、「表示価格は税込みです。つまり、お客さんは税金分とくをしています」という張り紙がしてあったとか、つまみをほとんど頼まないでビールばかり飲んだので、両方で3000円くらいしかかからなかったとか、居酒屋ではしょぼい「つきだし」に300円くらい払わないといけないのが嫌だったとの話を、今日山君に話したら、「信じられない」と言ってきた。「僕ならもっといい事にお金をつかうね」とも。とにかく、一人でお酒を飲むという事が山君には賛同できないらしい。よほど「いい事って何?」って聞いてやろうかと思ったが、プロテインとかサプリメントとか星新一の本(このあいだ山君が「面白い本ない?」と聞いてきたので星新一を勧めておいたら、素直にはまった。ちなみに僕は一冊も読んだことがない)とかいう答えが返ってくるのが目に見えていたのでやめた。

  • 2限 地域統計

地域をどう測定したらいいかのさまざまな指標について習う。理解が追いつかなかったので(危ない)、内容についての説明は省く。

  • 昼飯 とんかつかねこ 「名物カツ丼」600円

山君の車に連れられて、たぶん三度目の「とんかつかねこ」だ。ここのカツ丼は、普通のかつどんの「和風カツ丼」と、「名物カツ丼」の二種類がある。他にも丼のバリエーションは色々あるが、普通に「カツ丼ください」と言うと、「和風ですか?名物ですか?」と聞き返される。
「和風カツ丼」は一般的なタマゴとじのカツ丼だ。「名物カツ丼」とは、新潟では割とポピュラーな「ソースカツ」のカツ丼だ。あまじょっぱく味付けされたソースカツが、ご飯の上と中にたくさん入っている。とてもおいしかったし、かなりおなかいっぱいになった。それに味噌汁と豆腐とたくわんがついて600円だ。安いと思う。
昼飯の後買物に連れて行ってもらい、バナナやパンや牛乳を買う事ができた。これで一週間を乗り切ろうと思う。

昼飯と買物が長引いて、予定通りかなり遅刻してしまった。
マーケットは、同じリアクションを返す対象ごとに細分化をしなくてはいけない。その細分化の仕方には、人口統計的な「性別・年齢」などが用いられたり、心理的な「非社交的・社交的、保守的・革新的」などが用いられる。ようは、「物は相手を見て売れ」ということだろう。

  • 4限 南北問題

発展途上国が原材料をただ輸出する一点依存から抜けるには、保護監督下で産業発展をさせたらいいという主張を〜さん(憶えていない。外国人)がしているという話。
それでも依存という形に変わりはないような気もする。単に、原材料を輸出して、加工された製品を輸入するという現在の輸出入の形よりは少しだけマシになるだけの話のような気がする。なにより保護監督下というところがナメている。誰のせいで一点依存せざる得ない状況になったんだと、勝手に憤る。勉強不足かもしれない(というか明らかにそうだろうなという確信すら抱いている)。授業の内容を憶えるために単純化しすぎているような気がする。
どの道も車がちょうど通っていなかったので、校門を出発してから一回も立ち止まることなく帰宅(プチ奇跡)。