日記

今日も地獄さながらの、起床。朝起きたときの気分は、なんと言ったらいいのか、とにかく最悪である。何もかも面倒くさくなる。人生をやめてしまいたくなる。別に、はかなんでるわけじゃなくて・・・。本当に気分の問題で。脳にエンジンがかかるまで、だいぶかかる。今日は昼くらいからやっとしっかりしてきた。それまでは誰とも口を聞きたくないし、授業もかなりそぞろだ。
1限の話。人のがんばり行動は、内的要因と、外的要因がある。
内的要因は、自分が自分のために満足する行動であり、金や名誉とむすびつかない行動である。命をかけたロッククライマーや、チェスに熱中することなどがある。フロー的行動(?)といわれる。自己満足的である。
外的要因は、金や名誉のために、勉強していい大学へ入ったり、仕事をすることを言う。未来のために現在を犠牲にする行動である。そして、金や名誉と常にむすびつくので、この行動は、資源を食いつぶし、なんでも大量に消費する。
この情報化社会で、資源の消費を抑えるには、フローな満足を得ることが重要になってくる。しかし、学歴などが金を得るために重要なファクターになっていたりするので、そのために未来のために現在を犠牲にせざるを得ない行動をしなければならない。ぼくもしている。これは社会的な原因だ。人間が作った価値に人間が振り回されている状態?
勉強を、しましょう、といわれます。自分が知りたいからじゃなくて、6歳になれば小学校に入って、みんなと寸分違わないことを、習います。自分の知りたいことを、知りたい時に学ぶことは、なかなかむずかしいのです。
おもひでぽろぽろ、という映画にこんなシーンがありました。
妹が、分数の割り算のやり方が理解できず、うなっていると、お姉ちゃんがこういいました
「考えるのをやめなさい。逆にして、かければいいのよ」
2限は経営の話。寝ていた。だいぶ、頭がスッキリした。となりの子がクシャミを連発し、鼻をかみだした。チーン!なんて音がするのはサザエさんだけで、実際は、「ぶじゅるー」だ。たしかに、この教室は冷房が効きすぎだと思う。
昼は学食。山君が休みの間に仙台へ行ってきたらしく、おみやげの「牛タンかまぼこ」をひろげていた。普通のかまぼこに、牛タンのかけらが入っている。ぼくは2個もらった。その時に一個食べた。おいしい。
3限は休講だったので、実習室で課題をすすめた。情報システム設計の授業で作ったプログラムをみんなの前で発表するので、そのためのPower Point(何かを説明、プレゼンテーションするスライドショー的なもの)を作った。全然進まず!
ちなみにプログラムは完成している。TA(ティーチングアシスタント)につきっきりで、やっと完成したのだ。TAがすごいやつに見えた。自分が知らない事を知っている人をを魔法使い扱いする昔の人の気持ちがわかった。ただ、現代の僕は、魔法使いがいないと思っているので、僕はTAを、プログラムがぼくよりかなり得意な人でしかないと認識する。
少し、認識を改めよう。現代にも魔法使いがいるかもしれないぞ。魔法使いが起こす現象の理屈が、魔法使いだけにしか理解できないとしたら、その現象は魔法になるのかもしれない。そしてその現象は、理屈を知らない人を驚かせなきゃいけない。たとえば、テレポーテーションをしたら、魔法だ。それとも僕達は、「今の科学では解明できない問題だ」と言うだろうか。うわっ、これを言われたら全ての現象が、不思議でなくなる。そしたら魔法使いは存在しないや。だめだー。科学万能主義の弊害!しかし確かなものを信じなければ、その上にいけない!いや、確かなものだと信じて上に行くのだ。すべては、仮定の上にたった推論である。すべては。(「不思議」と思うこと、不思議そのものについては保留する。いま少し、すべてのことは理屈で説明できるはずなので、不思議なことはない、と書いたことについて、違うと思ったのでそうする。)

4限はGISとかだ。テスト前の総論的な授業だった。この授業のテストは、持ちこみが「全て可」なので、難しそうである。憂うつである。